池袋で晩飯をさがしてふらふらしていたのですが、なかなか思いつかなかったため「月刊とらさん」(Vol.3)(
大崎さんのラーメン雑誌)をおもむろに開き、載っていた「まるきゅうらあめん」に行って来ました。
池袋駅の東口を出て、サンシャイン通り沿いにしばし進みます。CDショップ「HMV」(サンシャイン60への地下道がある)の手前を右に曲がり、次の小さな交差点の左手に、書店「まんがの森」を探します。そこの道路を挟んで向かい側。
店内は厨房を囲んでカウンター席が10ほど。
* * *
さて、注文したのは「
塩つけめん」。
お、平うち麺だ(浅草開化楼のものらしい)。
上の写真がちょっと露光過多ぎみなので麺のみアップ。
具は、ゆで卵(半分)、細く刻まれた白ネギ、刻みチャーシュー(冷麺に載っている感じ)。
では、食べてみます。
つけ汁からは鶏の風味がぷわんと漂ってきます(安曇野地鶏と岩塩、7種の有機野菜だそうで)。疲れを吹き飛ばすかのような塩気は、ただ塩辛いというわけではなく、とてもまろやかです。
麺は平打ちにもかかわらず(?)湯で具合がびろびろ(柔らかすぎ)ではなく、弾力が残っていて良い感じです。チャーシューはやや脂気が強く、とろける食感。
途中で卓上の「柚子胡椒」を試してみました。つけ汁の味が変わってしまわないか心配でしたが、そんなことはなく、新たな香味が加わりさっぱり感がアップ。これまたGOOD。
食後にはスープ割です。
スープ割によるつけ汁の変化は店によって様々ですが(良し悪し含め)、ここは鶏の印象が更に増して、中華料理のスープのようなホッとする味わいでした。